2017年02月03日

【今週の動向】平成29年・4週(1月23日~1月29日)

・インフルエンザは、先週に比べて全国・本県ともに増加して、県域で1定点当たりの警報レベル値30を超えたため、警報発令となりました。
さらに今後増加すると考えられるため、感染予防対策の徹底を図る必要があると思われます。
保健所別で見てみると、竜ケ崎保健所管内が1定点当たり53.0とかなり高い他、ひたちなか保健所・常陸大宮保健所・鉾田保健所・潮来保健所・つくば保健所・古河保健所管内が1定点当たりの警報レベル値を超えて高めです。

※インフルエンザによる学級閉鎖及び集団発生報告がありました。
基幹定点からインフルエンザ入院患者が55人(内60歳以上の高齢者が89%)報告されました。

・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、先週に比べて全国・本県ともに増加しています。
本県では、昨年同期を上回っているため、今後注意が必要と思われます。
保健所別で見てみると、つくば保健所管内が、1定点当たりの警報レベル値8を大きく上回っている他、常総保健所管内も比較的高めです。

【茨城県感染症情報センターより参照】
(平成29年2月2日更新)