生後10か月~1歳

この時期は、早い赤ちゃんで伝い歩きをしている場合もあれば、まだおすわりだけという赤ちゃんもいて、発達の個人差が出で来る時期です。しかし、1歳までにはほとんどの赤ちゃんがはいはいをしますし、約半数の赤ちゃんが一人歩きをできるようになります。

パパ、ママの姿が見えなくなると泣いて探すことがあります。トイレまでついてこられたりして大変ですが、赤ちゃんが安心できるよう相手をしてあげてください。手指も器用になり、多くの赤ちゃんが親指と人差し指の2本の指でものをつまむようになります。

記憶力もついてきて、おもちゃを布の下に隠しても、めくって見つけることもあります。まねも盛んで、バイバイ、キラキラなどの手遊びも大好きです。
言葉を話すようになる時期は、特に個人差が大きいですが、「マンマ」など簡単な意味のある単語を発する赤ちゃんもいます。

テレビの画面をじっと見つめたり、音楽に合わせて体をゆすったりすることもあります。しかし、この時期は積極的に外に出たいものです。買い物だけでなく、芝生の公園などで、おもいきりはいはいさせてあげてください。

【発育・発達の個人差】
発育・発達には個人差があるということは分かっていても、公園や健診の際に他の赤ちゃんと比べて大きい、小さいや発達が早い、遅いことを目の当たりにすると、どうしても心配になってしまうことでしょう。
しかし、大きめでも小さめでも、母子健康手帳の身体発育曲線に沿っていれば問題ありません。大切なのはその子の元気のよさですので、その子なりの発達を見守っていきましょう。気になることがあれば、健診の際や市のこどもの広場(無料で赤ちゃんの発達や栄養などに相談に応じます・要予約)を利用し、相談ください。
0歳児の広場・ふれあいコーナー/日立市

メールでのサポートは、この1歳までのメールで終了です。ご要望などがあれば、お電話やメールでご意見をいただければと思います。
また、赤ちゃんの発育・発達に関して不安な点等あれば、事前に健康づくり推進課へお電話いただければ、ご相談に応じることが可能です。一人で悩みを抱え込まず、一つ一つ解決して、安心・安全、そして楽しい子育てを行えるようにしましょう。
ご利用ありがとうございました。引き続き、予防接種や市の母子関連の情報を提供いたしますので、ご利用ください。