2024年07月08日

全国的に手足口病が流行しており、茨城県では、7月4日に県内全域を対象として、「手足口病の流行警報」が出されました。
手足口病は、主にエンテロウイルスやコクサッキーウイルスに感染することによって起こる病気です。お子さんを中心に夏に流行します。
詳しくは、『厚生労働省ホームページ 手足口病に関するQ&A』をご確認ください。

<主な症状>
・口の中や手のひら、足の裏、足の甲などに、2~3mmの水ぶくれのような発疹が出る
・発熱が見られることもありますが、通常高熱が続くことはありません
・症状は数日間でおさまりますが、まれに脳や神経などに重い合併症(髄膜炎や脳炎など)を起こすことがあります
・口の中にできる水ぶくれが破れた後の痛みで、食べ物や飲み物を受け付けず、脱水症状を起こすこともあります
・また、1か月以内に手足の爪がはがれる場合がありますが、すぐに新しい爪が生えてきます

<下記の症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう>
・高熱が出る
・発熱が2日以上続く
・嘔吐する
・頭痛を訴える
・呼びかけに答えない
・呼吸が速く息苦しそう
・水分が摂れず尿が出ない
・ぐったりしている など

<予防対策>
・アルコール消毒は効きにくいため、石けんと流水による手洗いを励行しましょう
・感染している間や治った後しばらくの間は、便の中にもウイルスが排泄されるので、トイレやオムツ交換の後の手洗いを徹底しましょう
・ウイルスが付着した手やタオル等を介して感染するため、タオルの共用は避けましょう
・咳エチケット(マスクの着用による飛沫感染等の予防)を心がけましょう

詳しくは、市のホームページ「手足口病が流行しています」をご覧ください。


その他の感染症に関する情報は、「茨城県内の感染症流行状況」をご覧ください。


【問合せ先】
日立市保健福祉部健康づくり推進課
TEL:0294-21-3300